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太陽光発電所を売却する流れ
太陽光発電所を売却するには、買取業者を利用する方法と仲介業者を利用する方法があります。それぞれの売却の流れや、メリット・デメリットを解説していきます。買取業者を利用する場合
買取業者を利用するというのは、太陽光発電所を業者に一旦買い取ってもらうことを意味します。一度買い取ってもらった後は、そのまま自社で所有するか、再度投資家に販売をする流れになります。メリット
買取業者を利用するメリットは、現金化までのスピードが早いところです。買取業者は、買い手がいなくても太陽光発電所の買取が可能です。つまり、早く資金調達をしたい場合は、買取業者を利用するのがおすすめです。デメリット
対して買取業者を利用するデメリットは、適正価格よりも安い価格で売却取引がされる可能性が高いことです。先述した通り、買取業者は買い取った太陽光発電所を自社で所有するか、別の投資家に再度販売をするという流れです。後者の場合、利益を上乗せして販売するため、買取価格が相場よりも安くなってしまうのです。仲介業者を利用する場合
仲介業者を利用するということは、仲介業者に買い手を探してもらうことを意味します。売り手の条件に了承してくれる買い手が見つかった場合、買い取りが成立します。メリット
仲介業者を利用するメリットは、以下の3点です。- 適正価格での売却が可能
- 希望価格で売却しやすい
- 仲介業者が煩雑な手続きを代行してくれる
デメリット
対してデメリットは、買い手がつくまで時間がかかるところです。売り手の条件に沿った買い手を探すには、時間がかかるケースもあります。希望価格が市場価格よりも高いと、買い手を見つけるまでに時間がかかる傾向があります。太陽光発電所を高く売る3つの方法
では、少しでも太陽光発電所を高く売るために、何かできることはあるのでしょうか?具体的に3つ紹介していきます。売電実績を作る
第一に、売電実績を作ることが大切です。すでに稼働している太陽光発電所を査定する際にもっとも重視されるのは、過去の売電実績です。なぜなら、過去の販売実績によって将来の売電収入の見通しを立てることができるからです。過去の売電実績がよければ、これからの売電収入も期待できます。定期的にメンテナンスする
また、定期的なメンテナンスも重要です。過去の売電実績がよかったとしても、定期的なメンテナンスが実施されていないと買い取り後の売電収入に不安が残ります。突然故障をしたり、売電効率が急激に下がってしまう可能性があるからです。長期的に安定した売電収入が入ってくるという保証のために、定期的なメンテナンスが必要なのです。人気の高い立地に設置する
人気の高い立地に太陽光発電を設置することで、売却時に高く売ることができる可能性があります。人気の高い立地とは、出力制限がなかったり、日射量が多い立地を指します。 出力制限がない地域とは、具体的には東京・中部・関西電力内です。出力制限によって売電収入が減ってしまうことがあるため、出力制限がない土地が好まれます。太陽光発電所の売却についてよくある質問
弊社プレグリップエナジーでは、太陽光発電所の買取サービスを行っています。売却に関してよくある質問をまとめたので、参考にしてみてください。Q. 故障や不具合があっても買取してもらえますか?
はい、もちろん可能です。自社で修繕も行っているため、まずはどのような故障や不具合なのかご相談ください。また価格に関しても、納得いただける結果になるまで対応させていただきます。Q. 査定金額はどのように算出されますか?
査定のプロが、以下の内容を総合的に判断して算出しております。- 稼働から売却時までの売電実績
- 設備のメンテナンス状況
- 立地条件(災害リスクの度合い)
- 土地が賃貸の場合は賃料
- 所有の場合は固定資産税