風力発電投資とは?利回りやメリット・デメリットなどを解説!

風力発電投資とは?利回りやメリット・デメリットなどを解説!

風力発電は再生可能エネルギーの一つであり、企業の事業や個人の投資として検討している方もいるのではないでしょうか?この記事では、風力発電投資の概要や利回り、メリット・デメリットなどを解説していきます。

最後には、供給割合の高い太陽光発電と風力発電どちらがおすすめかも紹介しているので、再生可能エネルギー関連の投資に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

風力発電投資とは?

風力発電投資とは、風力発電に投資して、発電した電気を売電した収益をリターンとする投資です。風力発電と聞くと、山や丘にあるような巨大な風力発電を想像するかもしれませんが、近年は投資向けの20kW未満の「小型風力発電」が増えてきています。

風力発電による電気を売電する際には、FIT制度を利用できます。FIT制度とは、再生可能エネルギーによって発電された電気を、電力会社が一定期間固定価格で買い取ることを国が保証する制度です。この制度により、安定した収益が期待できます。

ただし、日本ではあまり風力発電投資は普及していません。対して、アメリカやヨーロッパでは注目されており、民間企業が事業として導入するケースが徐々に増えてきているそうです。日本としては、海外に追随して普及させることを目指しています。

風力発電投資の利回り

風力発電投資の利回りは10%前後であり、現在注目されている太陽光発電投資と同じくらいです。

風力発電の設置コストは1kWあたり約22万円、年間のメンテナンス費用は1kWあたり約0.6万円とされています。それらの金額を踏まえると、風力発電投資の利回りは平均10%と計算できます。風量が多いなどの立地条件によっては、利回りが20%ほどのものもあるようです。

ちなみに、風力発電の売電価格は2016年まで1kWあたり55円でした(20kW未満の小型風力発電の場合)。しかし、2017年から売電価格は下落し、2023年には1kWhあたり14円となっています。

風力発電投資のメリット

では、風力発電にはどのようなメリットがあるのでしょうか?ここでは具体的に3つ紹介していきます。

長期的に安定した収入が得られる

風力発電投資は、FIT制度により長期的に安定した収入が得られるのがメリットです。他の投資を例に挙げると、株は経済の影響を受け、不動産には空き家のリスクがあります。対して風力発電は電力の買取が保証されており、故障しない限り収益を得られます。

また、風力をエネルギー源とするため、燃料が枯渇する心配もありません。このように、リスクが低く、高い利回りを得られることから、投資先として注目されています。

環境問題の解決に貢献できる

風力発電は発電時にCO2を排出しません。そのため、クリーンなエネルギーであり、環境問題の解決に貢献できるのも大きなメリットです。

現在、日本はエネルギー源の多くを化石燃料に依存しています。化石燃料は発電時に大量のCO2を排出するため、割合を減らしていかなければなりません。そこで注目されているのが風力発電や太陽光発電であり、国を挙げて普及に取り組んでいます。

ちなみに、資源エネルギー庁の資料によると、2020年度電力需要に対する風力発電の供給割合は0.9%でした。2030年までには5%程度まで引き上げる目標を掲げています。

メンテナンスを委託できる

風力発電のメンテナンスは個人ではできず、業者に委託する必要があります。そのため、費用はかかりますが、手間をかけずに運用できるのです。

定期的にメンテナンスすることで、風力発電の破損や故障を防ぎ、寿命を伸ばすことにつながります。そのため、メンテナンスは怠らず、定期的に実施することが大切です。

風力発電投資のデメリット

一方で、風力発電投資にはデメリットもあります。ここでは2つのデメリットを紹介していきます。

初期費用が高い

風力発電のデメリットの一つに、初期費用が高いことがあります。費用は規模によって異なりますが、1kWあたり25〜100万円が目安です。一方で、太陽光発電の初期費用は下記の通りであり、太陽光発電と比べると高いことがわかります。

低圧区分(10kW以上50kW未満):24.7万円 / kW

高圧区分(50kW以上250kW未満):17.5万円 / kW

ただし、風力発電は夜間も発電が可能であり、売電価格も高いです。利回りは太陽光発電と同じ10%前後であることからも、初期費用が高い分多くのリターンが得られることがわかります。

設置できる場所が限られている

風力発電を設置するためには、さまざまな条件を満たさなければなりません。例えば、適度な風が吹いていることや、騒音トラブルが生じないことなどです。それらの条件を加味すると、風力発電に適した場所は日本の国土全体の1割しかないといわれてます。

そのため、設置場所を見つけることが難しいこともデメリットとして挙げられます。

風力発電の業者が少ない

風力発電は、太陽光発電や水力発電と比べて、供給割合が低いです。それに伴って業者が少なく、導入しようと思っても業者が見つからないこともデメリットとされています。

しかし、今後風力発電の供給割合が高まることで、徐々に業者は増加していくでしょう。実績も並行して増えていきますが、不安であれば太陽光発電投資などを検討するのも一つの選択です。

風力発電投資と太陽光発電投資はどちらがおすすめ?

再生可能エネルギーに投資する場合、気軽に始められるのは太陽光発電投資です。なぜなら、初期費用を風力発電よりも安く抑えられ、業者の実績も十分にある状況であるからです。

一方で、発電効率を重視するのであれば、風力発電投資がおすすめです。立地によっては太陽光発電よりも大きなリターンを得られる可能性があるでしょう。

まとめ

この記事では、風力発電投資の概要や利回り、メリット・デメリットなどを紹介しました。

風力発電は注目されている再生可能エネルギーですが、まだまだ供給割合が低い状況です。国としてはさらに普及していることを目指しているため、風力発電投資を検討している方は随時情報をチェックしておくとよいでしょう。

また、風力発電の導入が難しそうと思った方は、ぜひ太陽光発電も検討してみてはいかがでしょうか。

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