太陽光投資の際のパネル廃棄について

2040年に太陽光パネルが大量に破棄される?

2040年に太陽光パネルが大量に破棄される?

太陽光投資を始める前に、パネルの破棄について懸念を示す人も多くいます。
2012年に固定価格買取制度が導入され、太陽光投資を始める人が急激に増えましたが、太陽光投資に使用するパネルの寿命は25年〜30年とされており、2040年頃にはパネルの寿命を迎える人が多くなると予想されているのです。
太陽光投資の運営者が、きちんとした処理方法で廃棄をすると問題は発生しませんが、無謀な設置をしている運営者は、都合が悪くなると適切ではない方法でパネルを破棄してしまうことが予想されています。
経済産業省も固定価格買取制度を改正して、問題が発生しないように対策を練っているようですが、まだ確立した方法は示されていません。
さらに、パネル以外にも破棄しなければならないものもあります。
太陽光投資に必要な設備の破棄には、それなりの対処が必要です。
破棄にコストがかかるものだと理解しておきましょう。

適切な方法で破棄をしよう

適切な方法で破棄をしよう

太陽光投資に使用するパネルは電極やシリコンを何層にも強固に接着してできています。
そのため、分離してリサイクルすることが難しく、寿命を迎えたパネルは産業廃棄物の処分場に埋められるのが現状です。
2040年にはパネルの破棄量が約80万トンになる見込みですが、1年間に全国の処分場に埋め立てられる量の約8%に当たります。
最近では海外メーカーのパネルも流通しており、有害物質に関する情報共有が滞る可能性もあるのです。
廃棄コストについて経済産業省は、太陽光投資の運営者にパネル建設費の5%相当額を廃棄に備えて確保するように求めていますが、確認する仕組みはありません。
廃棄コストを負担したくない人は不法投棄に走ることもあるでしょう。
現在は、リサイクル費用が高いことや、リサイクル費用の負担の仕組みが確立されていませんが、今後はパネルを効率的にリサイクルする技術が期待されます。
リサイクルができれば廃棄量が減ります。
運営だけでなく、破棄のことまで考えた環境に優しい太陽光投資をすることが大切です。
これから太陽光投資を検討している人は、適切な方法で破棄をするように心がけましょう。

この記事の監修者

佐藤 稔(さとう みのる)

株式会社プレグリップエナジー 再エネ営業部

固定価格買取(FIT)制度開始以来、約10年にわたり太陽光発電所の開発・売買にたずさわり、1,000件以上の案件にかかわる。再エネ特措法をはじめ再エネ関連法令に精通しており、イレギュラーな案件での実績も豊富。発電所の買取では、お客さまごとのご要望に合わせた誠実な対応を心がけている。

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