塩害地域で太陽光投資はできるのか

塩害地域における太陽光投資

塩害地域における太陽光投資
太陽光発電が普及している中、投資の方法としても太陽光投資があります。
しかし、太陽光発電システムを設置する環境によって設置が難しい地域があるため、設置業者やメーカーと相談することが必要です。
太陽光投資を、塩害地域に検討する場合も必要になります。
塩害地域とは海が近くにあり、塩の影響を受けやすい地域です。
海から500m~1kmほど離れている地域を塩害地域と言い、500m以内を重塩害地域と言います。
塩害地域では、太陽光パネルを設置する架台などの金属部品が、塩害で腐食してしまう恐れがあるため設置が難しいでしょう。
しかし、塩害地域でも太陽光発電システムを設置しているケースはたくさんあります。
メーカーによって対応が異なるものの、対策を施すことによって設置可能となるケース多くあるのです。
塩害地域だからといって太陽光投資が不可能ではないため、諦める必要はありません。

メーカーごとに異なる対応

メーカーごとに異なる対応
投資を始める人の中に、太陽光投資をする人がいます。
しかし、太陽光発電システムを設置する場所が、塩害地域だと金属部品が腐食してしまう恐れがあるため、設置が困難な場合があるのです。
そのような問題を解決するために、それぞれのメーカーが対策とっています。
メーカーにより塩害対策用のパネル、架台も塩害対策がされたものがあり、接続箱内部の部品、パワーコンディショナーも塩害対策されているものが販売されているので、メーカーに相談してみましょう。
また、塩害地域でも設置可能範囲がメーカーによって決められていますが、都道府県によっても設置可能範囲は異なってきます。
そして確認しておくことは、メーカーの塩害対策部品を使用して、設置可能範囲に太陽光発電を設置しても、保証適応外となってしまうことがあるため、メーカーと相談する際には確認しておきましょう。
以前より塩害地域への対策が進み、設置基準も緩和してきているため塩害地域での太陽光投資がはじめやすくなっています。

この記事の監修者

佐藤 稔(さとう みのる)

株式会社プレグリップエナジー 再エネ営業部

固定価格買取(FIT)制度開始以来、約10年にわたり太陽光発電所の開発・売買にたずさわり、1,000件以上の案件にかかわる。再エネ特措法をはじめ再エネ関連法令に精通しており、イレギュラーな案件での実績も豊富。発電所の買取では、お客さまごとのご要望に合わせた誠実な対応を心がけている。

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