利用していない土地を持ち続けるのは、良いことばかりではありません。土地は一つの資産ではありますが、固定資産税や管理費の兼ね合いで、支出がかさんでしまいます。そのため、いくつかのポイントを見直すことが大切です。
土地が売れないときの確認ポイント
土地を売却する際には、不動産業者に任せるのが一般的ではないでしょうか。そのため、まず業者への確認が改善方法の第一段階となります。少しでも問い合わせがあったかどうかを確認してみてください。このとき、全く問い合わせがなかったともなると、それは土地ではなく、業者の売り出し方に問題があることも考えられます。
その場合、業者の見直しが改善方法の一つになってくるでしょう。他にも、媒介契約形態の確認、定期報告の有無、登録証明書もポイントです。専属専任媒介契約、専任媒介契約であれば、定期報告とレインズこと指定流通機構への登録が義務となっています。正しく行われていない場合は、業者の悪質さが売れない原因となっている恐れがあります。
売れない土地を売却するには
不動産業者の確認を行い、それでも改善が見込めない場合、自分で行動を移すこともできます。相場を調べて値段を見直し、運用しにくい広さではないか、境界の確認が行われているかなどのポイントをチェックしましょう。
また、自分で買い手を探すという方法もあります。売れる可能性が高い方法としては、まず隣地所有者への相談が挙げられます。土地が繋がっていれば活用しやすい上、すぐに使用しなくても邪魔になりにくいです。
もしくは、各自治体の制度である空き家バンクを利用するのも良いでしょう。公的なシステムに登録しておくことで、安心感のある土地買取仲介が期待できます。
しかし、早く売却したい場合は、土地買取がおすすめです。土地買取は、不動産業者に仲介してもらうのではなく、業者に直接買い取ってもらう方法になります。そのため、買い手が見つかるまで待つ必要がありません。ぜひ、土地買取を検討してみてはいかがでしょうか。