太陽光投資で海外パネルを選ぶ理由とは

国内パネルと海外パネルのメーカー

国内パネルと海外パネルのメーカー

太陽光投資を始める前に、太陽光パネルの選び方を知っておきましょう。
太陽光パネルは様々な種類がありますが、大きく分けるとシリコン系と化合物系の2つに分かれます。
最も多く普及しているのはシリコン系の多結晶です。
このパネルは省エネルギーな方法で製造することが出来ます。
シリコン系単結晶は古くからあるものですが、シリコン系多結晶の方が省エネルギーです。
また、光エネルギーを電気エネルギーに変換する効率はシリコン系単結晶の方が優れていますが、太陽電池の全体をみるとシリコン系多結晶は高い方です。
薄膜シリコンや化合物系はは結晶系と比べて変換効率が落ちますが、大量生産ができるため低価格である傾向があります。
また、太陽電池に並列に配列するため、太陽光パネルの一部に影がかかり、機能しなくなっても発電効率の低下は一定程度に抑えることが可能です。
国内パネルと海外パネルどちらを選ぶべきか迷っている人もいるのではないでしょうか。
国内パネルのメーカーは、東芝やパナソニック、シャープ、京セラ、三菱電機、ソーラーフロンティア、長州産業が有名です。
国内メーカーの強みは、ブランド力でしょう。
海外パネルは、中国ではアップソーラーやトリナ・ソーラー、サンテックパワー、カナダではカナディアン・ソーラー、韓国はハンファQセルズ、アメリカはサンパワーといったメーカーが有名です。
これらの海外パネルの強みは、低価格だということが挙げられます。

ブランド重視するなら国内パネル、太陽光投資は海外パネルがおすすめ

ブランド重視するなら国内パネル、太陽光投資は海外パネルがおすすめ

海外パネルは安いからといって性能が劣るわけではありません。
国内パネルも生産は海外メーカーの工場にOEMとして生産委託しているケースも多いです。
国内パネルと海外パネルは同じ工場で生産されていますが、国内パネルの方が高い理由は、ブランド力があるため高く売れ、海外パネルは海外メーカーの名前しかつかないため低価格で販売されています。
そのため、ブランドを重視する人は国内パネルを選び、太陽光投資用であれば海外パネルがオススメです。
太陽光投資を行う上で、初期投資をどれくらい抑えることができるかが大切なポイントになります。
それは、初期投資を抑えることは利回りの向上につながるからです。
太陽光投資で初期投資をできるだけ抑えたるためにも、海外パネルを検討してみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者

佐藤 稔(さとう みのる)

株式会社プレグリップエナジー 再エネ営業部

固定価格買取(FIT)制度開始以来、約10年にわたり太陽光発電所の開発・売買にたずさわり、1,000件以上の案件にかかわる。再エネ特措法をはじめ再エネ関連法令に精通しており、イレギュラーな案件での実績も豊富。発電所の買取では、お客さまごとのご要望に合わせた誠実な対応を心がけている。

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