Powerledgerとは
太陽光発電とブロックチェーンによる電力売買プラットフォームの実現を目指すICOの一つにPowerledgerがあります。
Powerledgerはイーサリアムをベースに発行されるERC-20トークンでICOを行っています。
これから太陽光投資を始めようと検討している人は、ICOについて知っておきましょう。
太陽光投資における太陽光発電エネルギーとブロックチェーンはどちらも今後、発展、普及していく技術だとされています。
一般家庭でも太陽光投資を始める人が少なくありません。
この太陽光エネルギーと仮想通貨の技術をかけあわせることで、自宅で生産した電力を業者に売ったり、個人間での売買が可能になったりします。
Powerledgerのトークンについて
仮想通貨での決済を取り入れることで中間コストを大幅に削減できるといったメリットがあります。
また、瞬時の決済もできるようになるため売り手、買い手どちらにもメリットがあると言えるでしょう。
再生可能エネルギーが既存の系統電力と発電コストの面で、同等もしくはそれよりも安価になる点のことをグリッド・パリティと言います。
グリッド・パリティを達成している地域は世界でも増えてきており、太陽光発電の割合はさらに増えていくことが期待されています。
そして、ブロックチェーンとスマートコントラクトというこれからの時代で効率化・透明化・高速化により中間コストを削減するという技術が確実に普及していくでしょう。
Powerledgerでは、デュアルトークンシステムと呼ばれるシステムを採用しており、メインの通貨はPOWRトークン、低レベルトークンはSparkzです。
POWRトークンは、ERC20に準拠したイーサリアムベースのトークンでPowerledgerの電力売買プラットフォームを使用するために必要になります。
仮想通貨取引所で購入することが可能であり、トークン自体が株券のような役割があるのです。
一方、Sparkzトークンはプラットフォーム上でPOWRトークンを担保に一定数生成でき、POWRとの交換も可能で電力価格とPOWRトークンとの間で安定した為替レートを維持しています。
日本でPOWRを利用できる環境になるかどうかは分かりませんが、太陽光投資を行う上で知っておくことは大切です。