太陽光発電がうまくできるかどうかをチェックします
太陽光投資をしようと考えている場合、どこの地域に、どんな場所に、どんな設備を使用して、太陽光発電を行うかを事前にチェックする必要があります。
自分が持っている土地で太陽光発電ができないようであれば、別の土地を探さないといけません。
日射量は、太陽高度が高い南のほうが有利で、降水量が多い地域よりも雨が少ない地域のほうが多く、日照時間も圧倒的に長くなります。
日照がなければ発電はできませんので、夕方早くに太陽が沈んでしまうような土地では発電量が期待できません。
方角的には、南向きが最も適していますが、地面に設備を置く場合のほか、屋根に設備を設置する場合は、屋根の方向が重要です。
宅地に発電装置を設置した場合には、電柱などの太陽の日差しを遮るものありませんが、周辺に建物が立っていると、影ができる可能性があるので、周辺の住宅密度や建物の状況も調べておく必要があるでしょう。
設備の規模でも発電量は変わります
太陽光発電ができる場所に設備を設置し、太陽光投資として成り立つものにするためには、日照時間内に多くの発電ができるような設備が必要になります。
設備の規模が大きいと発電量は多くなりますが、日照を電力に換える発電効率がいいパネルを使用すれば、発電量も増えます。
しかし、交換効率のいいものは価格も高くなりますので、投資として有効かどうかを検討する必要があります。
また、長い期間使用していると、設備は劣化しますから、短い時間に大きな電力を得られる設備を設置すると良いでしょう。
太陽は季節によって高度が変わりますが、高度に合わせて設備の角度を変えるのも大変ですので、設置する際には平地にするのか、屋根の上にするのかなど、太陽の高度を考えることも重要です。
地域の日照時間などの特徴を把握し、日照量をリサーチして年間発電量を計算した上で、投資の準備を進めると良いでしょう。