太陽光発電の収入モデルで分かる回収の目安
最近、多くの企業や個人が太陽光発電に参入していますが、それは売電収入が期待できるからにほかなりません。
一般家庭で余剰電気を売ることと、メガソーラー発電施設での収入には大きな差がありますが、基本的には利回りの良さで人気のある投資となっています。
一般家庭用の太陽光発電で収入モデルを考えてみると、まず必要になるパネルのコストで、1kwあたり20万~30万円台です。
昔に比べるとかなり安くなりましたが、中間点の30万円で計算すると、4kw分のパネルを取り付ける場合にはパネル代が120万円必要になります。
年間あたりでは4000kWhの発電が可能になるので、その余剰電力を売電することになります。
売電できる量は家族構成や生活パターンによっても大きく変わってきますが、ここでは年間1800kWh使ったと仮定しましょう。
2200kWhを売電すると、単純計算で「33円×2200」となり、年に72,600円の収入を得ることが可能となります(※売電価格を33円で計算)。
補助金の適用やメンテナンス費用、その他の工事代金などもあるので一概には言えませんが、導入からだいたい10年前後で投資金額を回収できるケースが多いようです。
太陽光発電による収入について
収入を得ることを目的に太陽光発電を導入する際は、まず収入予測を立ててみることが大切です。
使用するパネルの種類によってもかかる費用は違いますし、工事代金ももちろん変わってきます。
さらに、収入の柱となる売電の単価についても調べておくことが大事で、固定価格での買取が終了して契約の更新を行なった後のことも考えておく必要があるでしょう。
数ある投資の中で、10年前後で投資した資金を回収できるのは大きな魅力なので、今後も太陽光発電システムを導入する家庭は増えることが予想されます。
自宅と条件が似ている家庭の収入モデルを参考にすると、感覚的な部分がつかみやすいでしょう。