土地買取で山を売る
親から譲り受けた山や管理が難しくなった山など、様々な理由で手放したいと考えている方も多いでしょう。
また、山を所有していることを最近まで知らなかったというケースもあるのではないでしょうか。
住宅などの不動産を所有している場合は、固定資産税を国に納付する義務があります。
しかし、小規模の山の場合は固定資産税が非課税となっているケースがあるのです。
そのため、小規模の山を所有していても、固定資産税通知書が送られてこないので存在を知らなかったということも少なくありません。
本来は、山であっても固定資産税はかかりますが、課税標準額が30万円未満の場合は非課税となっています。
税金を納める必要がないのであれば、所有したままでも良いのではないかと考える人もいるでしょう。
税金を納める義務がない場合でも、除草などの山の管理は所有者が行う必要があります。
今後使う予定がない山であれば、管理するのは手間となってしまうため、土地買取を検討してみてはいかがでしょうか。
太陽光発電用地として売る
都会の土地ならすぐにでも売ることは可能ですが、山となると買い手を見つけるのが難しいのではないかと不安に感じるでしょう。
不慣れな業者に仲介を依頼してしまうと、なかなか買い手を見つけることは難しいかもしれません。
そのため、山を高く売却するポイントとしては、太陽光発電用地として売却することです。
2012年に固定買取制度という国の制度ができたため、太陽光投資に注目が集まっています。
太陽光投資は長期間、固定価格で発電した電力を買い取ってくれるので、低リスクで始められる投資です。
売ることが難しい土地であっても、産業用太陽光発電の用地であれば土地買取をしてもらうことが可能でしょう。
山を土地買取してもらう際には、所有している山と隣接する土地の境界が定まっていないことが多いです。
そのため、隣接する土地の所有者に立ち会ってもらい、境界確定を行う必要があります。
境界確定には時間がかかるケースもあるため、余裕を持って行いましょう。